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良心論 : その哲学的試み
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「良心論 : その哲学的試み」
石川 文康
定価: ￥ 2800+税
#石川文康 #石川_文康 #本 #哲学／哲学
◎ 良心の呵責、良心の警告――。この本は、私たちが普段意識せずに使っている「良心」という言葉の持つ意味を哲学的に考察したものだ。
ヨーロッパ語の原義では、良心とは「ともに知る」こと。さらにそれは誰とともに知るか、世間か、神か、自己自身かの3つに分けられるという。
著者は、自己自身とともに知る良心こそが大切だと主張する。ソクラテスが「無知の知」に至った経緯を例に出しながら、世間的名声が高い人ほど、「自分は何を知らないか」の自覚を持つことが重要であると解説している。
自己に潜む他者と対話する。哲学書だけに決して読みやすくはないが、世界の枠組みや個人の価値観が激動する時代にこそ、「良心」が必要とされていることがわかる。
◉2001年10月初版第1刷。帯付き。265頁。
◉内容は②および⑥〜⑨の目次画像をご参照ください。
★状態ー帯に多少キズや裏表紙側に気になる折れ皺(⑤の画像)があります。表紙に薄い汚れ、上縁部の折れ、天部のシミと天口の細かいシミ(④の画像)等やや使用感はありますが、本文は線引きや書き込みも無くきれいです。
✳︎単品での値引き交渉には対応しておりません。
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