アビ・ヴァールブルク 図録 アルベルティーナ版画素描館 デューラー 版画

1999年発行
全 258ページ

状態：中古
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●掲載作家●
#アルブレヒト・デューラー #マルティン・ショーンガウアー
#ヤコポ・デ・バルバリ #フィレンツェ派 #マンテーニャ派
#ルカントニオ・デッリ・ウベルティ #ウィリアム・ホガース
#ジェラール・オードラン #ミケランジェロ #ラファエロ #ルーベンス
#ヨハン・ハインリヒ・リプス #ベネデット・モンターニャ 他 作者不詳 多数

■本書序文■
美術史家アビ・ヴァールブルクは、
現代の美術史学の基礎を築いた美術史家の1人として知られていますが、
残された著作が少なく、しかも難解であるため、
没後70年経ったとはいえ、正しく理解評価されているとは言えません。

本展は、ヴァールブルクの研究の全貌を明らかにすることこそ叶わないまでも、
その輪郭をお見せしようという意欲的な試みです。

この企画が可能となったのは、ウィーンのアルベルティーナ版画素描館の全面的な協力によるものです。
同館から、質の高い版画素描が数多く出品されたことにより、
学術的な内容を離れても、作品鑑賞を通して十分楽しめる構成となっています。

アルベルティーナ版画素描館は、世界でも屈指のコレクションとして広く知られています。

5万点を超す素描と、100万点を超す版画の所蔵品は、
まさしくヨーロッパの版画素猫の歴史そのものということができるでしょう。

マリア・テレジアとヨーゼフ2世治下に活躍したアルベルト侯は、
ヨーロッパ中で収集活動を行い、今日のアルベルティーナ版画素描コレクションの礎を築きました。

アルベルティーナと国立西洋美術館の友好関係は、1981年に開催された「ヨーロッパ版画名作展」
そして1991年の「ドイツの素描」展を通して育まれてきました。

この2つの展覧会で築き上げられた信頼関係なしには、本展でお見せするヨーロッパ美術史の
至宝とも呼べる80点を超す名品一度に貸し出されることは決してなかったでしょう。

また、オーストリア国立図書館からは、
観相学ラヴァターの貴重な素描コレクションから36点をお借りすることができました。
ご協力に感謝申し上げます。

#15世紀 #16世紀 #17世紀

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