Michael / Jamie / David : Ghost Dance

Michael Giles / Jamie Muir / David Cunningham : Ghost Dance
レーベル : Limited Edition CJFCD 026
フォーマット : 1CD-R, Album, Soundtrack, Reissue, Unofficial Release
国 : Russia
リリース : 1999
ディスク : 目立ったキズや汚れなし
ジャケット : シート、若干のケース爪痕
ケース : プラケース、目立ったキズや汚れなし
#MichaelGiles #JamieMuir #DavidCunningham

○1996年にPianoレーベルからリリースされたCDの非公式リイシュー盤。
フライング・リザーズのチープな音作り、"Grey Scale"での”エラー・システム”と銘打った怪しげな方法論、このCDでは”宮殿とポセイドンのマイケル・ジャイルズ、ラークスのジェイミー・ミューア”と裏ジャケットにわざわざ記載するあたり、、デヴィッド・カニンガムという人には”山師”の影がついて回り、その点でロシアのブート盤がなかなかよく似合う。
レコーディングは1983年5月。ジェイミーミューアは90年代には音楽を離れて絵描きになっているはずなので演奏家の仕事としては晩年になって”今さらキングクリムゾン？”というところではないだろうか。13曲目の”BlueDance"にラークスのパーカッションの音色にかなり似ている部分はあるが、デヴィッドに頼まれてのやっつけ仕事であったかどうかはフィルムを見る機会があれば表情を確認したいところ。
ミスマッチとまでは言わないしCDは悪くはないのだけれど、即興風なところもありながら型から抜けた印象がなく、元々作曲能力に秀でた面々というわけでもないのでまとめ役のデヴィッドにはちと荷が重すぎた仕事のように思える。
彼はイーノのような鼻のきく山師にもフリップのようなビジネスマンにもなりきれなかったのだろう。創作手法をスタイル化できなかった点でもクリスチャン、マークレイに及ばず、の印象が残る。
全15曲。YouTubeで試聴可能。収録曲は写真を参照してください。

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