名古屋帯【初代 由水十久】濡れ描き友禅 塩瀬 シダの葉 紺色 加賀友禅作家

本場加賀友禅の現在を築いた巨匠である初代 由水十久(ゆうすいとく)氏。
没後２０年以上経過した今でも人気の加賀友禅作家で、現代の加賀友禅界をささえる由水煌人や二代由水十久の息子、弟子たちにその技術や感性が引き継がれています。

こちらは糸目糊を引かずに、生地に直接模様を描いて染める素描きの塩瀬なごや帯です。
たれ先裏面に作家物の落款が配されています。

着物の愛好家やコレクションなどの他にも、小紋や紬きもの、御召、紋なし色無地などお持ちのお着物と合わせてご愛用いただければ幸いです(^^)


●色：
紺色

●サイズ：
長さ　約353cm
幅　　約30.5cm
素人の採寸ですので若干の誤差はご了承ください。

●素材：
正絹
芯入り仕立て

●状態：
着用していますので山の部分の芯に折りシワがあります。
目立った汚れなく綺麗で状態は良好です。
中古品ということをご理解いただいた上でご購入をお願いします。

●その他、注意事項
お使いのモニターによって見える色に違いがありますので、微妙な色を追及されている方はご注意ください。


【　初代　由水十久　】
1913年　石川県金沢市生まれ
1927年に京都に出て、紺谷静蕉のもとで10年以上友禅染めの修行を行い1938年に独立。
1947年には、創作活動の場を故郷の金沢に移し、金沢に戻った後も精力的に活動を続ける。
1966年ごろには、東京、大阪、金沢、仙台など
日本各地で個展を開催。
1975年には「加賀友禅由水十久作品集」を出版。
1977年には伝統工芸士に認定。
1978年には石川県の指定無形文化財加賀友禅技術保持者に認定される。
十久が好んで作品のモチーフに用いた童子(小さい子供)の柄『うなゐ』が有名。


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